下関での宅配といえば、お取り寄せが主流となっています。しかし、他のところと同じことをしていても、同じ程度に儲かるだけ。
ふぐに強いこだわりを持つ藤フーズでは、それだけでは満足できませんでした。新しい体験をお客様に届けたいという思いから「ふぐなまびき」という新たな商品を立ち上げました。
刺身を冷凍した状態で届けてしまうと、解凍の段階で温度が上昇し、重要な旨み成分であるイノシン酸などを含む液体「ドリップ」が出てしまいます。
そこで刺身本来の美味しさを追求するために、注文をいただいてからふぐを引く「なまびき」を始めました。
刺身は引いたその瞬間から、断面の酸化が始まり、旨みが逃げ出していきます。まして「薄造り」と呼ばれるふぐのお刺身は、他の魚よりも鮮度が落ちやすいです。しかし、だからこそ挑戦する甲斐があると職人の血が騒ぎました。新鮮さを追求した「なまびき」の美味しさをぜひ一度、ご賞味下さいませ。
2020年に世界を襲ったコロナ禍の影響は凄まじく、これまでの日常生活が一変してしまうほどのものでした。
しかし、こんな時期だからこそ、美味しい料理をお客様に楽しんでもらいたい。そういった願いを込めて、新たな商品「ふぐなまびき」を誕生させました。
2000年も前の縄文時代から愛されてきたとされるふぐ食。しかし、猛毒を含むふぐの処理は職人でないと難しく、近年まで「ふぐ食禁止の令」が発布され、ふぐ食は政府によって禁止されていました。それを解禁したのが、初代内閣総理大臣の伊藤博文です。彼が味わったことの無いような、進化したフグ食の美味しさをお届けいたします。