うなぎの食べ時といえば、夏!夏といえばうなぎです!
土用の丑の日に栄養のあるうなぎを食べると、夏バテせず元気に過ごせると言われています。
でも、「土用ってなんだろう?」「そもそも、どうしてうなぎを食べるんだろう?」って、疑問に思いませんか?
土用というのは、かんたんに言えば季節の変わり目のことです。
日本の春夏秋冬はそれぞれ立春、立夏、立秋、立冬ではじまりますが、土用はその前の18日間のことをいいます。
とくに夏の土用が有名なのは、7月下旬から立秋(8月上旬)にかけてが、1年でもっとも暑い期間だからです。
梅雨のジメジメ蒸し暑さをなんとかやり過ごしたと思ったら、太陽がもっとも照りつける酷暑に突入するのですから、いくら元気があってもさすがに疲れてしまいますよね。
そのため昔から夏土用は体に良いスタミナ食を食べるという生活の知恵があり、「土用の丑の日に”う”のつく食べ物を食べて健康に過ごそう」という語呂合わせの習慣がありました。
これが今も続いている土用の丑の日です。
”う”のつく食べ物としてうなぎが流行し始めたのは、江戸時代からといわれています。
一説では、夏場に売れず困っていたうなぎ屋に対し、発明家の平賀源内が「土用の丑の日に売り出すと良い」とアドバイスして大人気になったのが始まり、と言われています。
実際に、うなぎにはビタミンAやビタミンB群、DHAやEPAなど滋養や美容に効果的な成分が多く含まれています。
現代でも、夏の土用は暑さで大変ですよね。もうひと踏ん張り頑張ろうという時は、ぜひうなぎを食べて体力をつけましょう!